ORIGA?
- Profile -
 1970年10月12日、ロシア(当時はソ連)のノヴォシビルスク郊外で生まれる。本名はオリガ・ヴィターリエヴナ・ヤコヴレワ(Ольга В. Яковлева, Ol'ga V. Yakovl'eva)。ノヴォシビルスク市はシベリアのまっただ中にある百万都市。学芸都市として知られ、シベリア鉄道も通っている。
 ノヴォシビルスクの音楽院に進む。
 1991年、札幌にホームステイ中に開いたミニコンサートで、レコードプロデューサーの目にとまり、デビューすることに。
 1993年、ファーストアルバム「ORIGA」を出す。
 1998年、TBS系テレビドラマ「青の時代」で、オリガの歌(&作詞)による「ポーリュシカ・ポーレ」が主題歌に使われ、ヒット。
 現在までに、アルバム8枚(1st〜4th、5thベスト、6th、ミニ2枚)を出す。他にもいくつかCDを出しているっぽい。また、オリガの歌の含まれているCDも、けっこうあるっぽい。
 好きな色は白と緑……だったと思う(違ってる気がする^^;)。ちなみにオリガの瞳の色は緑色。
 長年日本にいるので、日本語を話せる。英語は、一応学校で勉強していたっぽいが、相当苦手らしい。ただし現在は、最新アルバム「ERA OF QUEENS」をロンドンで製作し、また歌詞にもオリガ作詞の英語があるので、英語を極めてるかもしれない。
 基本的に日本国内のみでの活躍で、ロシアではOrigaを知っているのは日本通の人くらいのようである。ただし最近は、攻殻機動隊関係でロシアでの知名度も増してるっぽい。
- ORIGA? -
 「ORIGA」という名前は、オリガのペンネーム(?)である。このペンネーム(?)の由来は、彼女の本名「Ольга(Ol'ga)」をカタカナ表記で「オリガ」とし、そのカタカナ「オリガ」を更にそのままローマ字表記したもの。オリガが自分でつけたものではないっぽいが、オリガ自身もけっこう気に入っているらしい。日本人にとっては、どちらでも同じ「オリガ」になってしまうが、ロシア語ほか欧州系の言葉を話す人にとっては、全然別の音になってしまっているハズ。
- オーリャ? -
 「オーリャ」というのは、「オリガ」という名前の愛称形。今のところネット上で確認できたのは私だけ(^^;だが、Origaファンの中には、Origaのことを親しみを込めて「オーリャ」と呼ぶ人もいる。
- Songs -
 オリガの歌声は、透き通るような、高くて美しい歌声。アルバムに収録されているオリガの歌は、一部を除き、彼女自身の作詞、作曲によるもの。歌詞はほとんどロシア語で、ごく一部に日本語や英語がある。歌の内容は、今風な(っていうか、昔風っぽくない)ラブソングが多く、自分の心を歌った(多分)歌や、子供時代に関する歌も、多い。ロシア民謡とかも歌っている。2003年秋発表の「ERA OF QUEENS」はロシア語がほとんどなくラテン系言語と英語がメインで、且つ全体的に非言語的なイメージが強く、従来とは大きくイメージチェンジした。
 個人的に、オリガは時間の流れを扱った歌を書くのが得意だと思う。子供時代を歌った歌にしても、単純に過去を云々、ではなく、もっと何か、絶対に止めることの出来ない時間、それを歌っている気がする。何かまさに10代とおさらばしようとしている今(注:2001年現在)、オリガの歌には、特にしみじみと来るものがある。
 大きくイメージチェンジした最新アルバム「ERA OF QUEENS」では、時として非言語的な歌がルネサンスの旋律にあわさり、オリガの歌声そのものの魅力を最大限に引き出しているように思える。
 それぞれの歌の解説(?)はこちら
- 出会い? -
 オリガファンの方には、ファンになったきっかけとして、ドラマ「青の時代」でオリガの「ポーリュシカ・ポーレ」が使われていたことを挙げる方が多いようですが、ドラマなんざ全然見ていない(^^;私がオリガの歌と出会ったのは、NHK教育テレビ「ロシア語会話」のオープニング&エンディングでです。私が「ロシア語会話」を見始めたのは、99年度からですが、その時オープニング&エンディングに、オリガの「リラの街から」が使われていました。で、その歌詞が一向に聞き取れず(実は、画面には歌詞も出てたのですが、それが歌詞だと気付くには相当時間がかかりました)、また、曲も全部聴いてみたい、と思い、3rd“リラからの風”を買いました。それで、3rdアルバム聴いて、なかなかいいな、と思って、ファンになりました。

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