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 ここでは、オリガの歌を紹介します。非公式サイトですので、記述等に間違いがあるかもしれませんが、間違い等発見された方は、ご指摘くだされば幸いです。また、ここに記されていない重要な情報等ありましたら、お教え頂ければ幸いです。

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インディーズ盤 “ОЛЬГА”
Released on 1991?
1. 音楽の贈り物
lyric and music by ORIGA
 1st"Origa"に収録されている「リリカ」のオリジナルバージョン。ファーストアルバムのトップを飾っている「リリカ」だが、インディーズ盤でもやはりトップになっている。歌詞やメロディーは同じだが、伴奏(?)が違っており、インディーズ盤の方が若干歌の内容に(直接的に)マッチしている気もする。1ts版「リリカ」の解説はこちら

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1st Album “Origa”
Released on 94.5.25
1. リリカ
lyric and music by ORIGA
 原題は「Я ПОДАРЮ ТЕБЕ МУЗЫКУ」(ヤー・パダリュー・チビェー・ムーズィク。「あなたに音楽を贈るわ」くらいの意)。静かで落ち着いた川の流れのような雰囲気の中に、どこかまぶしいくらいの明るさがある。リフレーン部分の「Я ПОДАРЮ」は、歌全体から見てかなり強く歌っており、一度聴いたら忘れられない、といった感じがする。なお、この歌に出てくる「Музыкой」という単語が人によっては「むずかゆい」に聞こえるらしいのだが、私にはどうしてもそうは聞こえん(汗
3. My Angel〜天使の白いつぼみ〜
lyric and music by ORIGA
 原題は「МОЙ АНГЕЛ」(モイ・アンギェル。「私の天使」の意)。しっとり系(?)の多いオリガの歌の中で、この歌はめずらしくポップな雰囲気になっている。そしてそのポップな雰囲気の中にも、どこか哀愁が漂っているのが、オリガっぽくて良い。かなり人気のある歌だという噂もあり、私もこの歌が特に気に入っている。個人的に、この歌はリフレーンの部分が特にカッコいいと思う。
7. 茜色の光線
lyric and music by ORIGA
 原題は「СЧАСТЛИВОЕ ЛЕТО」(シスリーヴァイェ・リェータ。「幸せな夏」くらいの意)。どこか幻想的で、それであって神秘的ではなく、むしろ実在の、何か懐かしい世界を感じさせる歌詞とメロディーの歌。幻想的なまでに美しく、楽しい夏。今そこにある夏、そして過ぎ去り、消えていく夏。私の特に気に入っている曲の一つ。
8. 夢のあとに雨が降る
lyric and music by ORIGA
 原題は「ДОЖДЬ! ЗАДЕРЖИ ЕГО!」(ドーシ! ザジェルジー・イヴォー!。「雨よ! あの人を行かせないでちょうだい!」くらいの意)。他の歌に比べて遥かに力強く、かつどこか悲壮な雰囲気の漂うメロディーを持つ歌。リフレーンの部分の「雷よ!」「雨よ!」という力強い叫びと、「せめて、ほんの五分でいいから」の部分が、まさにこの歌を表わしている。密かにけっこう気に入っている歌。
9. ぱにまゆ〜私ダケニ判ル〜
lyric and music by ORIGA
 原題は「ТОЛЬКО Я ПОНИМАЮ」(トーリカ・ヤー・パニマーユ。「私ダケニ判ル」くらいの意)。伴奏がピアノだけで、また前半はゆっくりとしたメロディーで、他の歌に比べてかなり静かな感じがする。そんな中で「кто же сможет мне помочь?」の部分が切なさを込めて非常に強く歌われており、他にも哀愁のこもった強い部分が数箇所あり、印象深い。なお、題名の「ぱにまゆ」は、原題にある「ПОНИМАЮ」(「私ハ判ル」くらいの意)のひらがな表記だが、日本語題をつけた人が、この単語の響きがきれいなのに感動し、そのまま題名にしたという。最後に、この歌の歌詞の最後の一行は、私なりに訳すと「私の愛はまさにその春に消えるのだと」(「その春によって」かもしれない)という意味になる気がし、もしそうなら歌詞カードの訳はかなり違っていることになる。歌詞カードの訳の方が歌詞に一貫性があるのだが、ここに挙げた訳でも、何かを暗に言っているような感じがし、なんかそれっぽい。

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Mini Album “Crystal Winter”
Released on 94.11.16
1. ベリョーザ
(ロシア民謡)
 原題は「ВО ПОЛЕ БЕРЕЗА СТОЯЛА」(ヴァ パリェー ビェリョーザ スタヤーラ。「野原に白樺が立っていた」くらいの意)。「ベリョーザ」とは白樺という木のこと。歌詞カードには歌詞が載っていないが、「野原に白樺が立っていた、野原に茂っていた、リューリリューリ立っていた」くらいの意。CDのオリガの歌は輪唱風になっていて、どこか神秘的な感じ。CDのオリガの歌みたいな輪唱風のベリョーザのメロディーはこちら。そうじゃないベリョーザのメロディーはこちら
2. WE CAN HEAR YOUR PULSE
作詞・作曲:ORIGA
 原題は「НЕПОКОРИМЫЙ ПУЛЬС ПОЛЕ」(ニェパカリームィ・プーリス。「あらがえない鼓動」くらいの意)。オリガ自身の歌解説で「新しい人間の誕生に対して人は決して無関心ではいられません。そのことについて歌ってみました。あなたはどう思いますか?」と紹介されている。前半の静かな雰囲気と中盤以降のにぎやか(?)な雰囲気が印象的で、全体に幻想的な雰囲気がただよっている。一番最後の「Спасибо за то что дали мне жизнь」がすごくカッコいい。私は何故か大学入試の時にこの歌が大音量で頭の中を流れていた(そして大音量だった科目ほど出来が良かった)。何故?
5. There Must Be An Angel
作詞・作曲:Lennox-Stewart (ロシア語詞)ORIGA
 EURYTHMICSの原題は「THERE MUST BE AN ANGEL(Playing with My Heart)」。元の歌詞と、オリガのロシア語詞とは、内容が多少異なっている(英語苦手なんでよく分かりません^^;が、けっこう違ってるっぽい)。なお、ロシア語歌詞は、「Must be talking to an Angel」の部分だけ英語となっている。ちなみに、ロシア語歌詞には、「There must be an Angel」に直接相当する部分はなく、「Playing with My Heart」とよく似た歌詞は、不完了体過去形のものが一度出てくる。このオリガのロシア語版、けっこう気に入ってて、特に一聯の三行目(?)の一番最後にある「во мне」(英語版には該当部分に単語なし)が無性にカッコいい気がする。いずれにせよ、オリガさん、かなりノリノリに歌ってます^^;

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2nd Album “illusia”
Released on 95.6.28
1. 風の中のソリテア
Written by Origa
 原題は「На душе февраль」(ナ・ドゥシェ・フィヴラーリ。「心の中は2月」の意)。明るくてカッコいいメロディーと、それとは対照的な恋の悲しみを歌った歌詞は、にぎやかで活気あふれる雰囲気であるが故に、限りない哀愁を感じさせる。ベストアルバムの第一曲目を飾る歌でもある。私の特に気に入っている曲の一つで、大学受験直後など、「Ветер унес слова науки/ И на душе февраль...」とかいったような替え歌を考えたりしていた(^^;(結局受けたとこには全て受かったが)
3. あなたがいるから
Written by Origa
 原題は「Для тебя」(ドリャ・チビャ。「あたなのために」くらいの意)。ほがらかで明るいメロディーと歌詞が印象的。個人的に歌詞の最後の方にある「плач и смех」の部分がかなりカッコいいと思う(この部分は特に発音が)。他にもこの歌には、気に入ってる歌詞がたくさん。例えば、「О, этот мир удивительный и нежный」とかなんか、この部分聞きたくてこの歌聴いてるって気がするくらい(^^) というわけで、私の特に好きな歌の一つ。
4. 星降る夜
Written by Origa
 原題は「Последний вечер」(パスリェードニィ・ヴィェーチェル。「最後の晩」くらいの意)。とても明るくてにぎやかな雰囲気と、恋の悲しみを歌った歌詞を対比させた形式は、「風の中のソリテア」にも似ていて、いかにもOrigaらしい。但し、「風の中のソリテア」よりも雰囲気的にかなり強い感じがする。特にリフレーン部分の「Какая」で始まる行は、心に体当たりするような感じである。そんなわけで、この歌は特に印象深い歌の一つ。なお、歌詞カードの日本語訳の第一聯三行目は「六月の夢」なっているが、「七月の夢」の訳し間違い(あるいはタイプミス?)だと思われる。
9. カピタン 〜A Voyage with The Odessa Harbor Club Band in 2043〜
Written by Origa
 原題は「Юный капитан」(ユーヌィィ・カピターン。「若き船長サン」くらいの意)。邦題(?)のサブタイトルにある「Odessa(オデッサ)」は、クリミア半島(現在はウクライナ領。但し完全にロシア語圏らしい)にある有名な港町で、この歌はサブタイトル通りの設定で歌ったという設定にしている歌(複雑^^;)だったハズ。歌の雰囲気は、明るくてカッコいい。それであって、オリガの歌声そのものが本来持っているものなのか、多少物悲しさも感じる。いずれにせよ、他の歌とはちょっとイメージの違った、明るく軽快な歌。この歌はかなり人気も高いっぽい。なお、この歌は、アレクサンドル・グリーン(Александр Грин)という人が1922年に書いた、「深紅の帆(Алые паруса)」という物語が元になっているらしい。二聯目の最後に出てくる「アッソーリ」は、この「深紅の帆」の主人公である。なお、「カピタン」と「深紅の帆」については、こちらにいろいろ書いてみたので、興味のある方はご覧下さい。

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Mini Album “aria”
Released on 96.6.26
1. aria
Lyrics & Music:Ольга Яковлева
 原題は「Ария」(アーリヤ。「アリア」のこと)。全体的に淡々とした穏やかな雰囲気だが、それはちょうど、広く静かな海に波が立ってもその穏やかさの中に消えていくような感じ。「Море, успокой мою душу!」(直訳:海よ、私の心を落ち着かせて!)という言葉が、淡々とした雰囲気の前にあった強い感情を示唆しているように思える。しかし、波は全く消えたのではなく、穏やかな波として広い海を行き交い、また岸に寄る。明るいことについての歌ではない、しかし歌からは常に明るさが感じられる。

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3rd Album “リラからの風”
Released on 96.9.11
1. リラの街から
Written by Origa
 原題は「Из Города Лир」(イズ・ゴーラダ・リール。「リラの街から」の意)、英題は「From the Town of Lyre」(原題の直訳は、「From the Town of Lyres」)。1999年頃、NHK教育テレビ「ロシア語会話」のオープニングテーマおよびエンディングテーマに使われていた。「リラ(Лира)」とは竪琴のこと。「ロシア語会話」でのオリガへのインタビューによれば、「リラ」は、オリガの中での、キーワードの一つになっているらしい。この歌は、ベストアルバムにも収録されている。
5. 初雪
Written by Origa
 原題は「Первый снег」(ピェールヴィィ・スニェーク。「初雪」の意)、英題は「The First Snow」。初雪の歌。初雪なのに、「春よ来い!」と歌っているのは、長くて暗い冬が訪れるロシアならでは? 初雪のような、どこか初々しく、静かでうつろな、どこか寂しい、そんな感じを漂わせる歌。北国の初雪、その限りない新鮮さと、長く暗い冬の到来、そしてその先の春、その全てを、同時に伝えている。
9. 夜のメロディ
Written by Origa
 原題は「Ночная мелодия」(ナチナーヤ・メロージヤ。「夜のメロディ」の意)、英題は「Night Melody」。短い歌だが、歌詞に入る前の前置きが非常に長い。一瞬夜の静けさのように思える歌であるが、確かに夜には違いないのだが、むしろ、静けさの中にある、何か得体の知れない、途方もないざわめきも、強く感じる気がする。歌詞自体は、朝を待つ歌……でいいのかな?

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single “ポーリュシカ・ポーレ “Le Vent Vert”〜Le Temps Bleu
Released on 98.7.23
1. ポーリュシカ・ポーレ
作詞:ORIGA 作曲:L. クニッペル〜千住 明 編曲:千住 明
 原題は「ПОЛЮШКО-ПОЛЕ」(ポーリュシカ・ポーリェ。「草原よ、草原」くらいの意。)。有名なロシアの歌「ポーリュシカ・ポーレ」に、オリガがドラマ「青の時代」向けに歌詞をつけたもので、同ドラマの主題歌に使われた。なお、この歌は4th版にBonus Trackとして入っており、とは少し雰囲気の違うもの(歌詞は同じ)がベストアルバムに入っている。ベストアルバム版の解説はこちら。なお、「ポーリュシカ・ポーレ」は、日本ではオリガ以前にも、1970年代に沖雅美の訳&歌でヒットした。このあたりの経緯等も含む、ポーリュシカ・ポーレについてのページとして、別途「ポーリュシカ・ポーレ」を作成してあるので、こちらもご覧下さい。
2. リリカ
作詞・作曲:ORIGA 編曲:外間隆史&富田恵一
 1st“ORIGA”に収録されている歌。解説はこちら

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4th Album “永遠。”
Released on 98.9.11
1. 雨
Written by Origa
 原題は「ДОЖДЬ」(ドーシチ。「雨」の意)。静かで落ち着いた、雨の日のような、しかしどこか明るい歌。雨がこの歌にどこか明るさをもたらしている。それは雨が、例えば「恵みの雨」のように何かをもたらしてくれるからではなく、雨そのものが、それ自体としてこの歌に明るさを持たせているように思える。高校の頃の私は、学校の帰りに雨が降っていて傘を持っていなかった時など、この歌の歌詞を心の中で口ずさみつつ、妙に疲れた喜び、妙に疲れた安らぎを感じながら、雨の中をあんまり急がず歩いていた。なお、歌詞の最後には「タチアナ スニェジーナを偲んで」と書かれているが、直訳すると「タチアナ スニェジーナの詩を思い出しつつ」になる。
2. 私の太陽
Written by Origa
 原題は「СОЛНЦЕ МОЁ」(ソーンツェ・マヨー。「私の太陽」の意)。非常に明るい雰囲気の歌で、その明るさは、心を暖めてくれる暖かさであるが、それと同時に、あまりに明るすぎる光という雰囲気もあると思う。主に太陽の光の面について歌っている歌だが、それだけじゃない、もっと違った太陽の側面がどこか感じられる気がする。なお、この歌は一箇所、歌詞カードの歌詞と実際にCDで歌っている歌とで違っている個所がある。また、この歌は時々テレビ番組のBGM等で使われているらしい。
3. 遠い日
Written by Origa
 原題は「ОБРАТНЫМ БИЛЕТОМ」(アブラートヌィム・ビリェータム。「帰りの切符で」くらいの意)。オリガの歌は基本的にオリガの作詞・作曲だが、Produced by Origaとなっているのはこの歌くらい? 歌の内容は、一言で言えば「子供に戻りたい」だが、この一言だけでは歌の内容の説明としては不十分。私の最も気に入っている歌の一つで、「木々がまた大きく見え 母の手が 若返ったら……」という部分は、既に10代ともおさらばしようとしている今(注:2001年当時)、自分にも10歳になる前の時代があったんだな、と思わせ、特にしみじみとします。
4. 忘れな草
Written by Origa
 原題は「ПРОСТИ И ЗАБУДЬ」(プラスチー・イ・ザブーチ。「許して忘れなさい」くらいの意)。歌はきれいな南国(?)の風景から始まり、途中で突然、友達(?)を捨てて別の娘を追っていた男についての話題になり、以下その男を許しなさい、という内容が続く。歌詞を読んだだけだと「Origaって寛大なんだな」って感じがするが、実際の歌は、落ち着いた雰囲気の中にもっともっと強い感情がこもっているように感じる。また、最初の情景を歌った部分から話題が変わる部分では、歌詞の内容、歌声、曲とも、非常な切なさを感じ、思わずはっとする。題名にもある「ПРОСТИ」は、普通は「(自分のことを)許して!」という意味だが、この歌では第三者(彼)のことを許せ、という意味で使われている。
5. 二人の絆
Written by Origa
 原題は「ТЕЛЕФОННАЯ НИТЬ」(チェリェフォーンナヤ・ニーチ。「電話の糸」の意)。これも、子供時代の日々を懐かしむ歌。悩みもなく友達と遊んでいた幼き日々、それは本当に一瞬にして過ぎてしまうもの。どこか懐かしい雰囲気の明るいメロディーは、そんな在りし日々の楽しい思い出を心に呼び戻してくれる気がする。子供の日々は永久に失われた。でもそれは、あの日々の友達への電話、それ一つで心の中に呼び戻せるもの。最近は糸なしの電話ばかりになってきたが、「Но телефонная волна снова поможет сердца соединить.」(でも電話の波(電波のことね)は再び心をひとつにしてくれるでしょう。)
8. 永遠とは
Written by Origa
 原題は「ЧТО ТАКОЕ ВЕЧНОСТЬ?」(シト・タコイェ・ヴィェーチナシチ。「永遠とは」くらいの意)。さすがはこのアルバムの題名にもある「永遠」というものを歌っている歌。非常に完成された感じがあり、また同時に、何かこれから飛んでいく、と感じさせるような雰囲気も併せ持っている。私の最も気に入っている歌の一つ。ベストアルバムに入ってないのが残念。なお、歌詞カードに載っている歌詞と、実際にCDで歌っている歌詞とは、約二箇所違っている部分があるが、単なるミスだろうか、それとも意図的なことだろうか? なお、この歌は、2001年度現在、NHK教育テレビ「ロシア語会話」のオープニングに使われている。
9. TAM
Written by Origa
 原題は「ГДЕ-ТО ТАМ」(グジェータ・タム。「どこか」くらいの意)。「TAM」は、ロシア語(偶然キリル文字とほどんど同じ字形だが、こちらはローマ字表示)で、日本語訳は困難であるが、英語の「There」くらいの意味。しっとり系ともポップ系とも違う、独特の雰囲気の歌。私は高校生の一時期、この歌がとても気に入っていた。一番最初の言葉が「Поездом ночоым(夜汽車で)」なのが鉄道ファンの私に気に入ったのかもしれないが、私が当時ノートの隅に頻繁に書いていたのは、リフレーン部分の「На небе первая звезда(空に一番星)」だった。
12. ポーリュシカ・ポーレ(Bonus Track)
Words by Origa, Music by Knipper and Akira Senju
 single“ポーリュシカ・ポーレ”に収録されている歌。解説はこちら

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5th Album(Best) “THE BEST OF ORIGA”
Released on 99.10.14
1. 風の中のソリテア
Written by Origa
 2nd“illusia”に収録されている歌。解説はこちら
2. リリカ
Written by Origa
 1st“ORIGA”に収録されている歌。解説はこちら
7. リラの街から
Written by Origa
 3rd“リラからの風”に収録されている歌。解説はこちら
8. あなたがいるから
Written by Origa
 2nd“illusia”に収録されている歌。解説はこちら
9. ぱにまゆ 〜私ダケニ判ル〜
Written by Origa
 1st“ORIGA”に収録されている歌。解説はこちら
10. ポーリュシカ・ポーレ
Words by Origa, Music by Knipper and Akira Senju
 原題は「ПОЛЮШКО-ПОЛЕ」(ポーリュシカ・ポーリェ。「草原よ、草原」くらいの意。)。有名なロシアの歌「ポーリュシカ・ポーレ」に、オリガがドラマ「青の時代」向けに歌詞をつけたもの。single“ポーリュシカ・ポーレ”に収録されているものとは、歌詞等は同じだが、ベスト版の方が、より深く、幻想的な雰囲気になっている。single版の解説はこちら。なお、「ポーリュシカ・ポーレ」は、日本ではオリガ以前にも、1970年代に沖雅美の訳&歌でヒットした。このあたりの経緯等も含む、ポーリュシカ・ポーレについてのページとして、別途「ポーリュシカ・ポーレ」を作成してあるので、こちらもご覧下さい。
14. 我が心のマリア
Written by Shogo Hamada
 原題は「MARIA」。阪神淡路大震災の復興チャリティーコンサートで歌われた歌。作詞・作曲は浜田省吾で、「マリア」への愛を歌っている。全文英語で、英語の苦手なオリガは、キリル文字(ロシア語等を表記するのに使用されている文字)で書かれた歌詞を見ながら歌っていたとかいう話も(^^; ネイティヴではない人の英語の常としてか、英語があんまり得意じゃない私にも聞き取りやすい。

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6th Album “ERA OF QUEENS”
Released on 03.11.19
4. DIMANCHE
music : Karlo Gesualdo (Italia 1561-1613)
words : from Psalm of Compline, Origa
 この歌は旧約聖書の一部を歌詞にしているようで、全体的にどこか神秘的な感じがする。その神秘的という雰囲気の中にも、不思議な感じのところ、明るめのところ、何となくほっとする感じのところ等、どこか多彩な感じがする。歌詞(英語部分を除く)は、最初の行は「主よ、あなたの内で私は望んだ」という意味のラテン語と同じ綴りで、題名のDimancheは、発音は違うが同じ綴りの「日曜日」「安息日」といった意味の単語がフランス語にあるが、ラテン系の言語っぽいということ以外何語であるのかは私には不明(誰か教えて……)。しかし、その点もこの歌を神秘的にしている気がする。
5. ERA OF QUEENS
music : Claude Gervaise (France 1505-1555)
words : Origa
 アルバム名にもなっている曲。かなり明るめで、他の歌とはやや雰囲気が違う気がする(1stアルバムにおける「My Angel」みたいな感じ?)。オリガの歌っている歌は何語でもなく、敢えて言えばオリガ語。歌の音程そのものは他に比べて特に高いわけではないが、秋の晴れた空のように高い歌、といった感じがする。それであって、どこか春の歌のような感じもする。日本っぽい音が含まれていたり、英語と思しき男声が含まれてたりと、ちょっと不思議な雰囲気も持っている。で、その男声が「I am a Pikachu」と言ってるように聴こえるのは私だけ? なお、既に訂正されていますが、R&SのHPのOrigaコーナーで当初視聴できた「ERA OF QUEENS」は、実は7曲目の「TERSICORE」でした(汗

Lyrica

MUZIKA

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